年をとった

by osicoman on 12/20/2011

2011年12月17日に、28歳になった。

とは言うものの、実感はない。そもそも、日付が変わった瞬間にそれだけで何かが変わるということはないだろう。28年間生きてきて、そのくらいは分かる。けれど、心持ちひとつで変われる、ということも28年の間に覚えた(それと、それだけじゃどうにもならないこともある、ということも)。ということで、恥ずかしがらずに続ける。なにかを新しくするには、すごくよい機会だから。

今年は、ほんとうにいろんなことがあった。もちろん、いろんなことは毎年あるんだけど、今年は、個人的にも、もっと広い世界においても、いろんなことがあった。今こうやって、ひとつ歳を重ねることができたのも、この文章を公開できているのも、あなたがいま、ここまで読んでくれていることも、誤差みたいなものなんだと思う。

引越をした。ルームシェアを始めた。地震が起きた。転職を決意した。京都旅行をした。会社を辞めた。新しい会社に入った。したことのないような仕事をした。苔を育て始めた。会ったことのない人と会った。会ったことのある人と仲よくなった。会ったことのない人とも仲良くなった。知らない人と知り合った。たくさん笑った。ひとりでフラッと飲みに行けた。恋人と別れた。ラーメンを食べた。たまにカレーも食べた。ベローチェでコーヒーを飲んだ。アルプスで泥酔した。心ない一言に傷ついた。かっこいい音楽で高まった。悲しい知らせに肩を落とした。忘れたくないことが、たくさんあった。

言葉にしようとしてもどうしてもこぼれてしまう感情を、ときにひとりで、ときにだれかと、受け止めてきた。この1年を振り返って思うのは、ほんとうによい友人に恵まれたなぁ、ということ。この点に関してだけは、胸を張れる。いろんな人の顔が(あるいは twitter のアイコンが)頭に浮かんで、ちょっと泣いてる。ホロにげぇ…!

こんな大人になりたい、とか、こんな暮らしをしたい、とか、そういう理想のようなものを、ちゃんと考えたことがあまりない。「けれど」なのか「だから」なのか、は分からないけど、1年前は焦っていたし、こんな現状でいいのか、疑問だったように思う。どこに向かって進めばいいのか、分かってなかった。あの頃と比べたら、今は毎日楽しく過ごせている。焦りや疑問は相変わらず尽きないけれど、目指すべき道もなんとなく分かってきた。もしかしたら、単純に歳を取って選択肢が失われていっただけなのかも知れないけれど、だとしても、それほど悪い気はしない。

それではみなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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